グリーンカーテンとベッドの材料づくり
@CSU


 2009年4月18、19日にチンパンジー・サンクチュアリ・宇土でグリーンカーテンとベッドの材料作りのお手伝いをしました。

 夏の暑さ対策として、チンパンジーの運動場に適度な日陰ができるようにグリーンカーテンとなるゴーヤの苗を植えました。苗を植えるための穴を掘ったり、土を運んだり、プランターに土を入れたり、ネットを張ったりしてから20個の苗を植えました。ゴーヤがネットに沿って大きくなれば、チンパンジーの運動場に適度な日陰ができることでしょう。また、チンパンジーはゴーヤの実を食べることができます。

 

 

 野生のチンパンジーは寝るときに樹上にベッドを作ります。枝を引き寄せ、織り込むようにして重ねていき、ふかふかのベッドを作ります。しかし、これを再現できるような環境を整えることは、飼育下では非常に困難です。そこで、CSUでは枝や麻布、毛布、消防ホースなどでベッドづくりできるようにしています。
 今回は、その中で消防ホースと麻布を組み合わせた通称「ムック」と呼ばれているベッドの材料をみんなで作成しました。作り方はとても簡単で、消防ホースに麻布の切れ端を結び付けていくだけです。
 

 作り終えてから、チンパンジーがどうやって使うか想像しながらベッドづくりをしてみました。さて。チンパンジーたちはどうやって使ってくれるのでしょうか…

 実際にチンパンジーが「ムック」を使ってベッドづくりをしてくれました。


自分の周りにホースを円く寄せて・・・


麻布を内側に折り込んで

入念に織り込んで…

寝ました。

グリーンカーテンの成長の様子がこれから楽しみです。カーテンの成長の様子もご報告します。
この企画を快く引き受けてくださったCSUのみなさん、
参加してくれたみなさんありがとうございました!!!

 

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