エンリッチメントしよう
クマさま、チンパンジーさま宅急便です
@熊本市動植物園

 2008年10月4日に熊本市動植物園で市民参加の教育プログラムをおこないました。

 飼育下の動物の生活をよりよいものにするためのエンリッチメントをみなさんの手でやってもらいました。対象動物はチンパンジーのリリーさんとミッキーさん、クマのヒメちゃん、コジロウ君、マルちゃん。
家族連れや学生さんなど20名以上のみなさんが参加しました。

 採食時間を延ばすためのエンリッチメントとして食べ物を過剰包装で箱に梱包した「宅急便」を作ったり、竹筒に穴を開けて中にピーナッツやヒマワリの種を詰めたりして、動物たちがどのような反応をするかみんなで観察しました。
 ダンボールの隙間にヒマワリの種を埋め込んだり、竹筒の中に種子類だけでなく、パンを小さくちぎったものを黙々と詰め込んだりしていて、子どもたちは大人ではなかなか考え付かないような工夫をしていました。また、リンゴ1個を摩り下ろして竹筒に詰める、という妙技を披露してくれた学生さんもいました。

 「ほら、○○ちゃんの作った宅急便を開けているよ」とか「あれぼくがつくったんだよ」とかみなさん、自分で作ったものにどのような反応をするか楽しみながら観察していただけたようです。

 チンパンジーが宅急便に入っていたわらでベッド作りを始めると、「こんなことするんだね」と興味深そうに見ていました。チンパンジーは樹上にベッドを作って生活すること、クマは木の実なども食べることなど、少しでも野生の動物に興味をもってもらい、正しく動物を理解してもらう機会になればいいな、と感じました。


 参加者の感想

 動物たちが考えながら工夫して食べる姿を想像しながら宅急便作りをしました。クマがどんぐりなどの木の実を食べることや力加減が繊細なことを見ることができて、おもしろかったです。

 子どもたちと一緒に簡単に作ることができて、子どもたちも喜んで作っていました。動物によって食べる時にせわしなかったり、のんびりしていたり、個性があって面白かったです。

 ただ見るだけでなく自分が考えて作ったものを渡す、という体験ができたことが楽しく、動物の行動なども勉強になりました。新しいことをたくさん知ることができてよかったです。


この企画をともに主催してくださった熊本市動植物園に心より御礼申し上げます。

参加してくれたみなさんありがとうございました!!!

 

 

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