チンパンジーって? 生息地と亜種 生活
生息地と亜種
チンパンジーは、アフリカの赤道付近の熱帯多雨林からサバンナまで様々な環境で生活しています。
チンパンジーと一口に言っても、生息地域によりいろいろな特徴が異なることから、現在、4つの亜種に分類されています。

IUCN2010 RED LISTより
ヒガシチンパンジー
Pan troglodytes schweinfurthii
ケナガチンパンジーとも呼ばれ、その名のとおりほかの亜種よりも毛が長め。子どもの顔は白い。
ザイール北東部からウガンダ、タンザニアにかけて7カ国に生息。
生息数は76,000〜120,000個体。
チュウオウチンパンジー Pan
troglodytes troglodytes
ハゲアタマチンパンジーとも呼ばれ、子どもの顔は白い。
中央アフリカのカメルーンからコンゴ、中央アフリカ共和国にかけて7カ国に生息。
生息数は70,000〜117,000個体。
ナイジエリアチンパンジー Pan troglodytes
vellerosus
1997年、DNAの塩基配列が研究され、中央チンパンジーと違う亜種であることが分かりました。
ナイジェリア、カメルーンの北部に生息。
生息数は5,000〜8,000個体。
ニシチンパンジー Pan troglodytes
verus
マスクチンパンジーとも呼ばれ、子どもの顔は目の周りが黒い。
西アフリカのセネガルからガーナにかけて、10カ国に生息。
生息数は21,000〜56,000個体。
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