私たちの活動の目的 ひとりぼっちのチンパンジーたち
私たちのめざすサンクチュアリ

 

 海外にも多くのチンパンジーサンクチュアリがありますが、その施設のデザインはさまざまです。 サンクチュアリ=聖域・・・ほぼ野生に近い状態・・・と想像しがちです。確かに、チンパンジー達の生息域であるアフリカのサンクチュアリは、ほぼ野生状態に近く、島が丸ごとサンクチュアリになっていたり、電柵で囲まれた広大な敷地がサンクチュアリとなっています。しかし、欧米のサンクチュアリでは、オープン式のものから檻型のものまでさまざまです。サンクチュアリでは「動物が生き生きと暮らすこと」に重点を置いています。動物園とは違い、「展示」を重視しないため、外見はかえって人工的であったりさえします。  
 
 サンクチュアリ・プロジェクトがめざすチンパンジーサンクチュアリの施設プランを作成しています。わたしたちの施設プランも、「野生のような」外観とはかけはなれているものですが、見た目ではなく、チンパンジーの生活の質に重点を置いた施設にしたいと考えています。人工物でも十分チンパンジーの生活を豊かにすることができるものがたくさんあります。  


 この施設を作るのにおよそ5000万円の費用がかかります。現在、私たちは資金を得るための広報活動に力を入れています。皆さんのご協力をお願いいたします。

サンクチュアリができたら・・・

チンパンジーが楽しく暮らせるように努めます。
・チンパンジー同士の交流を深める
 もちろん、仲間と暮らすことが理想的であることは言うまでもありません。しかし、これまでにチンパンジーと交流したことのない個体やほとんど交流したことのない個体を対象に考えているので、まずは社会性を取り戻すために徐々にリハビリしながらチンパンジー同士が交流できるようにしていきたいと考えています。
 まずは声やにおい、視覚、格子越しに仲間との接触ができるような施設のつくりを考えています。

・チンパンジーと人との交流
 これまで人としか接触したことがないようなチンパンジーにとって、もしかしたらチンパンジーと暮らすなんて、ありがた迷惑なのかもしれません。そんな個体には、人が仲間となって交流を深めていきたいと考えています。また、人との交流を進めながらほかのチンパンジーへの反応を見て、徐々にチンパンジー同士の交流ができるように進めていきたいと考えています。
・退屈・・・
 チンパンジーが退屈ですることがない、という状況がないよう努めます。もちろん、野生のチンパンジーでもボーっとしたり、昼寝したり、こちらから見ると退屈なのかな?と思ってしまうような場面もあります。しかし、それは周りの環境がしっかり整えられている状況での出来事です。飼育下という限られた空間では、チンパンジーの意思で何かを始めることは困難です。
 そこで、少なくともチンパンジーが行動の選択肢を持てるような環境を作っていきたいと考えています。遊べるおもちゃ、食べ物の選択、移動の選択など・・・エンリッチメントに力を入れていきます。また、飼育ボランティアとの追いかけっこややり取りもチンパンジーのエンリッチメントの一部になると考えています。

教育活動
・環境教育
 サンクチュアリで生活するチンパンジーの姿を通じてチンパンジーの本来の姿はどういうものなのか、野生ではどのような生活をしているのか、野生チンパンジーの生活を脅かしているものは何なのかなど環境教育に力を入れていきたいと考えています。
・研修受け入れ
 飼育員になりたい、動物に興味があるといった学生はもちろん、一般の方向けの研修プログラムをおこないます。また、飼育ボランティアを希望される方に受けていただくプログラムも考えます。

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