私たちの活動の目的 ひとりぼっちのチンパンジーたち


私たちのめざすサンクチュアリ

チンパンジーたちがしあわせに暮らせるように・・・

すべてのチンパンジーがしあわせにくらせるようにチンパンジーが楽しく暮らせるように努めます。

・ひとりぼっちのチンパンジーのためのサンクチュアリをつくる

 チンパンジー日本には48施設に308にん(2019・5現在)のチンパンジーがいます。ひとりぼっちで暮らしているチンパンジーの問題を解決する方法のひとつとして「チンパンジー・サンクチュアリ」を提案します。
単独生活しているチンパンジーが社会性豊かな仲間と暮らせるよう、既存のサンクチュアリとの連携を進め、新しい生活をはじめるまでの支援、およびその後の新しい生活の支援を継続しておこなっていきます。


 
・チンパンジーへの正しい理解を広める
 チンパンジーとはどういうこと生き物なのか、チンパンジー同士のコミュニケーションを観察する教育プログラムを通じてチンパンジーに対する正しい理解と本来の姿を広く伝えていきたいと考えています。また、国内に暮らす身近なチンパンジーを通じて野生チンパンジーの保護へとつなげていきます。

・サンプロの考えるサンクチュアリガイドライン
@ひとりひとりに合わせた暮らしを保障する
A
仲間と豊かな社会生活を送る
B肉体的な健康を保障する
C心の健康を保障する
Dチンパンジーとして喜怒哀楽のある生活を送る
Eチンパンジーへの正しい理解を普及する

・ひとりぼっちのチンパンジーは仲間と暮らせる?
 長年ひとりで暮らしているチンパンジーが、ほかのチンパンジーと暮らせるようになるのでしょうか。
 当然、時間はかかりますが、仲間と暮らすことはできるようになります。特に野生由来や幼少期に群れで育った経験のあるチンパンジーであれば、比較的早い段階で仲間と暮らすことができます。ただ、人の手で育てられたまま単独の生活が長ければ、仲間と暮らすようになるまで時間はかかります。時間をかけて顔合わせを繰り返し、相性のよい相手を探していきます。チンパンジーには私たち同様多様な個性があります。穏やか、のんびり、喧嘩っ早い、遊び好き、世話好きなどなど、その多様な個性の中に必ず仲間になってくれる相手がいます。もちろん、個々の性格に合わせ、時にはスタッフがその間に入って仲を取り持ったりする場合もあります。
 野生のチンパンジーが離合集散する社会を送っているように、24時間365日誰かと過ごす必要はありません。ひとりになりたいときは、ひとりの時間を過ごし、誰かと遊びたくなったら、誘いに行くような、チンパンジーが自分で選択できる環境づくりを目指しています。ひとりひとりに合わせた暮らし方が重要だと考えます。



 

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